10月13日と14日の二日間、「椿の里」馬緤町で秋祭りが行われました。ここの氏神様は春日神社。神社には幟が立てられ、町内の各お宮も祭りのためしめ縄が張られました。
能登の秋祭りにはキリコが欠かせません。集落の若衆?が集まりキリコを組み立て、集落内を巡行いたします。キリコの高さは6間と少し、11メートル以上のキリコです。今年は、そのキリコの組み立て作業からキリコの巡行まで、学生ボランティアの方が携わってくれ、例年に増して華やかな祭りと相成りました。
さて、このお祭りヤブツバキとどのような関わりがあるのかと申しますと、まず、キリコを飾る提灯の模様は全てヤブツバキの模様、そして、キリコに付けられる飾り紋はヤブツバキをかたどった物です。これは、20年ほどに前キリコを新調したときに導入され、椿の里にふさわしいキリコを、との人々の願いで作られました。
キリコには、夜になると灯りがはいり、一層艶やかになります。祭りに参加した学生たちも大喜びの秋祭りでした。
灯りが入ったキリコ