ヤブツバキ探訪Ⅳ「山伏山須々神社奥宮叢林」平成27年10月

6日、「山伏山の頂上にもヤブツバキの群生がある。徳保千本ツバキ林よりスケールの大きい原生林を見つけた」という連絡が入り、早速7日午後、現地へでかけました。
須々神社の奥宮になるので、ちょうど秋祭りの時期でもあり、参道がきれいに草刈りをしてあり、山頂を目指すには格好の条件でした。
夏にトライした時は、あまりの草ぼうぼうで前へ進めずに途中で引っ返したとのこと。
須々神社の社叢として守られてきた天然記念物の林は、直径1メートル前後の大木が林立し、ヤブツバキが生い茂っていました。
倒木までが圧倒的な迫力で、ほんとうに素晴らしく、立ち去りがたい良い森でした。

奥宮入り口
DSC02633奥宮入り口

奥宮への参道。まだ平坦です。
DSC02637奥宮へ1

不思議な模様と色のアカガシの幹
DSC02644アカガシ
これはツバキの幹
DSC02649ツバキ幹1

DSC02650ツバキ幹2
大木
DSC02656大木1

DSC02657大木2

DSC02658大木
ヤブツバキ幹周り測定 80センチ~100センチを超すツバキが何本も見つかりました。
DSC02663測定1

DSC02666大木4

DSC02667大木5

魅了された異形の幹
DSC02671迫力の幹

倒木
DSC02674倒木
これは何センチ?
DSC02677測定2
山伏山頂上の須々神社奥宮社殿
DSC02678奥宮
社殿横のタブは、枝が切られてかくのごとしですが生きています。
DSC02684タブ
びっしりと葉が空を覆っています。
DSC02689空を覆う

DSC02690空を覆う1
倒木があると空が見えるようになり、陽射しが差し込み、植生が変わります。
DSC02652
これも異形の幹
DSC02693幹2

DSC02695幹3
立ち去りがたい思いでしたが、満足しきって下山
DSC02698下山1
海が見える!
DSC02701海が見える1
実は3方に海が見えます。その昔、山伏山の頂上で狼煙が焚かれて、灯台の代わりを果たしていたそうです。
DSC02702海
かなり急峻なので足下要注意です。
DSC02704下山2
つづら折り
DSC02705下山3

天然記念物指定の案内板
DSC02709案内板