6日、「山伏山の頂上にもヤブツバキの群生がある。徳保千本ツバキ林よりスケールの大きい原生林を見つけた」という連絡が入り、早速7日午後、現地へでかけました。
須々神社の奥宮になるので、ちょうど秋祭りの時期でもあり、参道がきれいに草刈りをしてあり、山頂を目指すには格好の条件でした。
夏にトライした時は、あまりの草ぼうぼうで前へ進めずに途中で引っ返したとのこと。
須々神社の社叢として守られてきた天然記念物の林は、直径1メートル前後の大木が林立し、ヤブツバキが生い茂っていました。
倒木までが圧倒的な迫力で、ほんとうに素晴らしく、立ち去りがたい良い森でした。
ヤブツバキ幹周り測定 80センチ~100センチを超すツバキが何本も見つかりました。
倒木
これは何センチ?
山伏山頂上の須々神社奥宮社殿
社殿横のタブは、枝が切られてかくのごとしですが生きています。
びっしりと葉が空を覆っています。
倒木があると空が見えるようになり、陽射しが差し込み、植生が変わります。
これも異形の幹
立ち去りがたい思いでしたが、満足しきって下山
海が見える!
実は3方に海が見えます。その昔、山伏山の頂上で狼煙が焚かれて、灯台の代わりを果たしていたそうです。
かなり急峻なので足下要注意です。
つづら折り