飯田高校総合学科2年生11名が初挑戦した、椿の蜜採集を取材しました。上戸町永禅寺(通称・蟹寺)の周囲の椿に、メジロのように群がった生徒たちは、なれない作業に最初は苦戦していましたが、だんだんスポイトの扱いも上手になり、最終的には10CC!位は採集しました。11人が1時間もかけて、この程度の量では、どうしようもありませんけれど、椿の蜜が甘いことを知っただけでも、勉強にはなったでしょう。今年の椿油用の実の採集も永禅寺さんに了解を得て、彼らの活動は続くようです。
3月14日午後2時上戸町永禅寺集合
椿が鳥媒花であること、蜜はなぜ甘いのかなど、まずは基礎講座
蜜採集のてほどき
採集作業開始
脚立も登場
模範的。良い手つきです
どれだけ溜まった?うーん、まだこれっぽっち。
だんだん上手になり採集作業佳境!
採集量はスポイトで計測
永禅寺椿枯木の下は一面の落椿
スギ花粉が猛烈に飛び交う中で、マスクを掛け、目薬を注しながら、蜜採集に挑戦してくれた高校生たち。
頼もしい仲間が増えて、とても嬉しい取材でした。