3月19日午後3時半
ヤブツバキを産業やまちおこしに活用されている先進地域の、長崎県五島列島、秋田県男鹿半島、野々市市からゲストを迎えて開催された「椿セミナーinすず」(飯田わくわく広場)
手伝ってくれた、頼もしくフレッシュな飯田高校生たち
ゲスト紹介。コーディネーターは金沢大学能登学舎の伊藤先生。
永冶克行氏による五島市NPO法人「カメリア五島」の活動紹介。
五島列島では、すでにヤブツバキを利用した商品開発など、産業・観光の振興実績がある先進地です。「断裁」という、椿の幹を低い位置でバッサリ切って、枝を増やし、実の増量や採集作業の改善方法などを薦めてくださいましたが、南国五島列島とは違い、能登では極端に育ちが悪いので、同様な作業での成果は望めません。環境や条件により異なる各地の植生や特徴を活かした振興方法の模索が求められます。
永井登志樹氏は「NPO法人あきた地域資源ネットワーク」の北限地椿保護活動と、古くから伝わる「能登山」伝説など男鹿市と能登半島の関係が報告されました。
高見重任氏からは、来年2017年3月、全国椿サミットが開催される野々市市の取り組みと、今後の連携などについてのご報告。
珠洲市のヤブツバキと活動の報告
活発な質疑応答もあり、珠洲市の今後の取り組みを期待。
珠洲椿協会会長の閉会のあいさつで、セミナー終了。