ヤブツバキの散歩道

先日、10月4日(日)に開催する「ヤブツバキ観察会」の開催場所の、下見に行きしばしの間ヤブツバキ林の散策を楽しんできました。
今の時期、夏草が足首辺りまで勢い良く伸び、散策路一面に生い茂っていましたが、道の中央には、わずかにここを訪れた人たちが歩いた痕跡が残っていました。
観察会の頃には、この夏草も勢いを失っているだろうなどと思いながら、わずか500メートルほどですが、ヤブツバキ林の中を散策しました。
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今の季節、ヤブツバキはたくさんの果実をつけています。実の色も真っ赤なものや青いものなどいろいろですが、どれもツヤツヤとしています。
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訪れる人があまりいないためか散策路のいたるところに、蜘蛛さんが陣取っていました。たくさんの蜘蛛さんがいるということは、餌が豊富でそれだけ自然が豊かということです。
午後の日差しは多少きつかったのですが、椿林を散策しているうちにいつの間にか汗も引いていました。散策路に覆いかぶさるように枝を伸ばしたヤブツバキが、いたるところで写真のようなトンネルを作っていました。
日蔭となったトンネルを吹き抜ける風が爽やかだったこと。
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トンネルを抜けると、ヤブツバキの並木が続いていました。日蔭がないこの道は、さすが暑かった。
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10月の観察会が天候に恵まれることを願い、しばしの散策を楽しんできました。