「椿の里」の藪椿群生林も花の時期が終わり、若葉の頃を迎えました。
群生地は濃い緑から、若葉の萌黄色と変わっています。
群生地にある白山神社を囲むように、山全体が萌黄色に変わって、新緑の季節真っ盛りです。
寂しいですが花が咲き終わった藪椿群生地周辺には、
藪椿に変わり黄色や白、赤など様々な色の花が咲いています。
そんな群生地で、葉の陰に隠れ密かに咲いている一輪の椿を見つ、まだ、花が咲いているのに驚きました。昨年の10月中旬に咲き初めの花を見つけ、今まで花を咲かせている藪椿。およそ半年間に及び、私たちを楽しませてくれました。藪椿の花の季節は本当に長いですね。驚きます。
そして、その花の側には新たな実ができ始めていました。上の写真に実が写っているのですが、わかりますか? 下の写真はそれを拡大したものです。
ヤブツバキが新緑の季節を迎えると同時に、葛や蔦など他の草木も若葉の頃を迎え、勢いを増しヤブツバキに覆いかぶさってきます。
そこで、来月初旬には「椿の里」の皆さんと、椿群生地の観察に邪魔になる下草刈りをすることになりました。皆さんが安心して見学できるよう、綺麗に掃除します。