先日のドカ雪の爪痕

1月22日(金)から降り始めた雪は、能登半島の先端珠洲市に一晩に60センチというドカ雪をもたらしました。翌日、翌々日と降り続き幹線道路は各所で寸断され、とんでもない事態となりました。完全に道路が復旧したのは1月末のこと。除雪されていない場所には、未だ、この雪は残って居ます。

珠洲市内の様子1
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その2
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撮影者、道下さん

今週になり、木々に降り積もっていた雪が溶け始め、埋もれていた木々が姿を見せ始めました。そんな折、知人から「徳保の千本椿」大変なことになっていると連絡が入ったので、今日見に行ってきました。
ここは、第一回藪椿観察会・ガイド育成講座の場所となったところです。
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その場所が、下記の写真のような無残な姿を見せていました。
森の主のようだった巨大なタブの木は雪の重みで裂け、根元から折れ、周辺の木々を押し倒し、小さな社を押しつぶそうとしていました。そのタブが堂々とした姿を見せていた空間は、ぽっかりと穴を開け空が姿を見せていました。この森ではいたるところで木々が折れ、通路をふさいでいました。
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この場所ばかりでなく、椿の里でも藪椿が幹の途中で折れ、無残な姿を見せていました。
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でも、この雪に負けず、花を咲かせている椿もたくさんあります。
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3月下旬に開催される椿ウィーク・椿フェスティバルの時には、見事な花をつけみなさんを迎えてくれます。みなさん、ドカ雪に耐え、見事な花を咲かせるヤブツバキの群生を見に来てください。お待ちしております。