今、珠洲市内各所のヤブツバキの群生、古木を見て歩いています。
昨日のことです、ある古木を見るため現地に赴いたところ、なかなかその木を見つけることができずに周辺をウロウロしていました。
そんな時にヤブツバキの屋敷林を見つけ、大きな木の幹周りを測ってみたのですが最も大きいもので88センチで、目的の古木120センチのものではありませんでした。上の写真はその屋敷林です。
屋敷林の中には、写真のように4本のヤブツバキがひしめきあいながら生育しているものもありました。
写真を撮り、計測した記録をメモしていると、近くで庭掃除をしている庭師の方が「その木は、あと数日で切り倒す」と話しかけてこられました。
およそですが、樹齢100年は経つと思われるヤブツバキの木が、全て切り倒されてしまう。
切り倒されるのはどうしよもないことですが、その後、どのようにするかということで、急遽珠洲のメンバーを現場に呼び協議が始まりました。
その時、メンバーとこれを機会に幹周りと樹齢、つまり年輪を調べ記録を残そうと決めました。そして、切り倒された木を生かす道を探ること。
このままでは、廃棄処分されるだけですから・・・。
ことの顛末はまた後日おしらせします。