希少な情報を頼りに「真浦町ヤブツバキ群生林」を見つけてきました。
その昔、現在のように海岸線に曽々木・真浦をつなぐ道路はなく、珠洲から「窓岩」や「垂水の滝」を見に行く時は、北鉄バス終点曽々木車庫で下車。そこから岸壁をつたい、歩いて行ったものです。
映画「忘却の花びら」のキスシーンで有名になった「曽々木接吻トンネル」は、ただいまブームのNHK朝ドラ「まれ」のように、一躍観光名所になっていました。
現在、道路脇に引き上げ、奉られている波頭のような奇岩は、もともとは波打ち際にあったと記憶しています。
渚からは見えない真浦集落が、海岸線から急角度で登った高い位置にあることは全く知りませんでした。
その集落の近くに、土地の古老でさえも知らなかった「真浦町ヤブツバキ群生林」を確認。一同驚きながらの不思議再発見でした。
また、同じ真浦町の別の集落への道を登ると、見事な棚田が開けていました。
珠洲には、まだまだ知らない景観が残されています。