日々、ヤブツバキ群生地・椿の古木を訪ね珠洲市内を駆けずり回っています。
私が調査に回っている中で気がついたこと、感激したこと、地元の皆さんと触れ合っていく中で感動したことを折に触れ、紹介していきます。
今日は、徳保の千本椿として珠洲市の天然記念物に指定されてる、徳保八幡社の社叢林です。この社叢林は長い間入らずの森として人為的に手が加えられることがなかった、ヤブツバキの原生林です。今は社叢林の中に簡単に入ることができ、岬自然歩道の通り道ともなっています。社叢林のすぐ近くには、駐車場もあり簡単にヤブツバキの原生林を観察することができます。
道路から原生林までは1分もかかりません。森の中に入ると小さな社が迎えてくれます。その社の周りには、幹回り1メートルあまりの多くのヤブツバキの古木が。
中には、大きな岩を長い月日の間に根で覆い尽くしたものや、樹高2メートル余りで三つに枝分かれした巨大な古木などを見ることができ、ヤブツバキの生命力に驚かされます。
ここではこのような樹齢100年を超えた、ヤブツバキの古木に出会うことができます。ここのヤブツバキの原生林の中に佇むと、彼らの生命力、その力強さに感動を覚えます。
また、駐車場の脇の椿の群生林は、椿林のドームを作り出しています。
ぜひ、この椿の森でヤブツバキの生命力を感じ、そのパワーを浴びてください